女性の就業率と保育所

待機児童が生まれる大きな原因は、簡単に言ってしまえば保育園が足りないからです。ただし、その背景には女性の社会進出や就業率上昇があることをご存知でしょうか。

女性が働きに出る「共働き」の家庭は当たり前と言っていいほど多く存在し、産後でも働ける環境は徐々に整ってきました。そのため、保育所に子どもを預けたいという需要が増加。それに伴い保育園の整備も進められていますが、需要に対して整備ペースが追いついていない状況なのです。保育園の準備が整えば、今まで入所を諦めていた親も入所を希望するようになり、さらに保育申込者は増加傾向に。国は需要がどのくらいになるのか見込んで、待機児童問題を解決していく予定でしたが、現在その予想が外れているため、余計に待機児童問題が大きくなっていると言えるでしょう。

現在、国が定めている「子育て安心プラン」という対策では、2020年までに待機児童をゼロにし、その状態を継続していくことを目標にしています。そのために32万人分の準備を整えていくと発表していますが、順調に整備が進むかどうかは何とも言えません。地域からの反対により、保育園建設がスムーズに行われない事態も発生しているため、課題解決までは長い道のりになるのではないでしょうか。

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